2024.05.07 Tuesday

よくある質問

美容鍼について

 Q: 全身治療を含めず、美容鍼(顔だけ)の治療はできますか?

A: 東洋医学では、臓腑に疾病が生じると経絡の流れに異常が生じ、そのお身体の内部の異常が外形にあらわれると考えます。つまり、アンチエイジングにより見た目の若さを保つには、五臓六腑、陰陽気血の機能を高めるなど、お身体の内側からのアプローチが不可欠といえます。

また、全身の歪みとお顔の歪みは連動しているので、お顔だけの鍼ですと、内臓機能の影響や骨格の歪みから、場合によってはすぐに戻ってしまうことがございます。

当院では、全身治療とお顔の鍼を同時に受けていただくことをお勧めいたしますが、お顔の鍼がどのような感じか体験したい患者様のために、お顔の鍼だけのコースもご用意しています。

 

Q: レーザー治療を受けているのですが、美容鍼は受けられますか?

A: レーザー治療、脱毛、産毛剃り、フォト治療、ケミカルピーリング、ダーマペン施術、水光注射施術、HIFUなど、お顔のお肌に負担がかかる治療や施術の後は、お肌の剥離が進んでいたり、肌の水分量が一時的に減少し、乾燥しやすいくデリケートな状態です。

また、出血や過度の刺激によりお肌のコンディションの悪化を招く可能性もございます。

そのため美容鍼をご予約いただく際には、お肌に負担のかかる美容皮膚科・外科治療や施術の前後1週間は避けていただきますようお願いします。

 

Q: 出血、内出血を避けたいのですが、美容鍼をできますか?

A: 出血しやすい部位は一番細い鍼を使用しますが、それでも、内出血を100%防ぐことはできません。

 

Q: 日焼けしていますが、鍼をできますか? 

A: 日焼けしたお肌はやけどに近い状態で大変敏感になっています。お肌のほてりやヒリヒリ、赤味が落ち着いてから受けていただくことをお勧めいたします。また、施術直後の日焼けもお控えいただくようお願いいたします。

 

Q: ウエディング直前に美容鍼を受けられますか?

A: 内出血のリスクを考慮して、挙式の1ヵ月前から美容鍼をお勧めしておりません。

 

 Q: 治療後にお酒を飲んでも大丈夫ですか?

A: 施術当日は、飲酒をお控えいただくようお願いしております。飲酒以外にも、岩盤浴やサウナ、高温での長時間の入浴、運動、刺激物の摂取、日焼けは内出血、お肌の乾燥、出血や発熱などの可能性がありますので、お控えください。

 

 

その他

 Q: どのくらいの頻度で通えばよいですか?

A: 鍼灸は、患者様ご自身のお身体のバランスを整える施術なので、極端に言えば毎日受けていただいても大丈夫です。

効果を実感していただけるまでの期間は、お身体の状態や、どのくらいの間その症状が続いているか、また患者様の感受性によって異なります。すぐにお身体の変化を感じられる方もいらっしゃれば、継続的に施術を受けて数か月後に、お身体の調子が前と比べてよくなっていることに気づかれる患者様もいらっしゃいます。

まずは3か月間、毎週から隔週の間隔で継続してお越しいただくのがおすすめです。症状が軽減してきたらお越しいただく頻度を減らして、メンテナンスとしてつづけていただくのがよいと思います。

そんなに頻繁に通えない場合は、”ぎっくり腰になりそうな気がする”など悪化の予兆を感じたらお越しいただくというように、悪くなる前にお越しいただくのがよいと思います。

患者様のペースで、無理のない頻度でお越しください。